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「お笑いじじい三人組」戦国時代バラエティレストランを出店する

戦国時代の2人の大英雄、信長公と秀吉公は実に400年ぶりに日本の土を踏み、歓迎会、洋式便器への挑戦など連日多忙な日々を過ごしていました。
一連のスケジュールが一段落したのちまず2人が取り掛かったのが、トリオを組み家康公と3人で都内に100店「戦国時代バラエティレストラン」を出店することでした。

各店はどれも1階から3階までの店舗とし、営業時間は24時間オープン。
年中無休で営業いたします。

各店舗の建設は第62話にでてくる世界一高い建造物・江戸城タワー（1603m）を建設した徳川組建設の徳川孫康社長が担当いたします。

それではまず1階の「戦国時代・料理レストラン」から御紹介いたしましょう。
お食べいただくお米は皆さんのひい、ひい、ひい、ひい・・・・・ひいおじいさんとおばあさんである戦国時代の農家の人たちが心を込めてつくった日本一おいしいお米「関ヶ腹（はら）」でございます。
どうぞ腹（はら）いっぱいお食べください。
このお米は400年以上前につくった古、古、古、古、古・・・・・古米ではございますが最新の技術で冷凍保存されていたもので、品質には一切問題はありません。
続いて単品料理を御紹介いたしますが、これらは娯楽時代劇名物となってスパゲッティ・ミートしょうゆ、ボルト納豆、ウィンナー双生児、ガキ鍋、ガキ・フライ、カツラ・椅子（カツライス）、辛れ～ライス（食べたら痔に注意して下さい）、ポンコツラーメン（トンコツラーメン）、コニャックづけコンニャク、愛すコーヒー、愛すティー、俺ん痔ジュース（飲んだら痔に注意して下さい）。

このようにどんな味がするのかさっぱり見当がつかないような珍メニューがずらっと並んでいます。

そして、お出しするお酒は超高級日本酒である「徳川家康」「織田信長」「豊臣秀吉」そしてこの3月に発売されたばかりの新酒「お笑いじじい三人組」でございます。

皆さんも古い昔の戦国時代を偲びながら、普通のレストランでは味わえない奇妙な味をお楽しみ下さい。

続いて2階にある「娯楽時代劇麻雀専用・麻雀荘」を御紹介いたしましょう。
「娯楽時代劇麻雀」は発売と同時に大人気となり、愛好者が急増しています。店内は城や武家屋敷、茶屋といった江戸時代の風景が描かれ行灯（あんどん）の灯りの中、本能寺、関ヶ原、江戸城、赤穂城、吉良屋敷、安土城、大坂城などといった日本史を飾る歴史上の名所の名前がついた雀卓に座り、チョンマゲ、着物、足袋姿で「娯楽時代劇麻雀」を楽しむのです。

最後に3階にある「娯楽SF時代劇シアター」を御紹介いたしましょう。
このミニシアターでは娯楽時代劇商会が誇る人気娯楽時代劇映画4本が繰り返し上映されています。
「月星頭巾＆月姫・星姫」「銀河スターレンジャー」「花のお江戸の家康・千姫・お笑い劇場」「お笑いじじい三人組」の4本に加え、最新作の「天下分け目の大マゼランウォーズ、大マゼランヶ腹（はら）の戦い」も新たに上映されるようになり、お客様の楽しみはより一層大きくなったのです。

そして、お客様が息抜きの時間を楽しく過ごせるようにと屋上には昼は近くにある江戸城タワーやスカイツリーを楽しめるように、夜ははるかかなたの「大マゼラン星雲」や「第2の太陽系」でもはっきり見える最新式の超スーパー天体望遠鏡を用意し、はるかかなたの銀河の世界を楽しめるようになっているのです。

各階及び屋上には娯楽時代劇商会・特殊・洋式便器販売部のご厚意により特殊・洋式便器である
〇アップダウン式特殊・洋式便器　〇乗馬式・特殊・洋式便器の両方が設置されており、トイレタイムでも楽しく過ごせるようになっております。

洋式便器に出会ったおかげで人生観と便器観が変わった。
「お笑いじじい三人組」
これにより21世紀の娯楽時代劇の大スターを目指しての三人のじじいの快進撃が始まったのです。
さて、この先どういうことになりますやらお楽しみに。