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3 恋歌集
27 | 江戸の娘が 夢中になって 強い頭巾に 恋をした 娘よわせる 娘よわせる 月星頭巾 江戸の娘が あこがれしたう 恋にしびれる 恋にしびれる 江戸娘 |
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28 | 娘だったら 誰でもほれる 月と星との 快男児 強く優しい 強く優しい 月星頭巾 江戸の娘の アイドル・スター 今日もむらがる 今日もむらがる 娘たち |
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29 | いきな頭巾に 心ひかれ 恋にめざめた 江戸小町 寝ても・さめても 寝ても・さめても 恋しい頭巾 江戸の小町の 心の中は 恋に浮んだ 恋に浮んだ シャボン玉 |
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30 | 江戸の月夜の アイドル追って 江戸の娘が 追いかける 日本最初の 日本最初の 追っかけ娘 サイン片手に わらじをはいて 江戸のはしまで 江戸のはしまで 追っていく |
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31 | 男なりゃこそ 苦難にたえて じっとしのんで 生きていく 見せちゃならない 見せちゃならない 若労のあとを そっといたわる 優しい女房 会えてよかった 会えてよかった 恋女房 |
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32 | 人は誰でも 色恋するが ままにならない そのゆくえ 好きと嫌いじゃ 好きと嫌いじゃ 話にならぬ 顔で笑って 心で泣いて これが男の これが悲しい 片想い |
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33 | 江戸の月夜の お城の裏で そっとよりそう 二人づれ ロマンチックな ロマンチックな 恋物語 恋にもえてる 二人の影が 右に左に 右に左に ふるえてる |
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34 | 女もてさに 頭巾をまねた ばかな男が 一人いた いくらまねても いくらまねても 女にもてず 一人むくれて やけ酒あおり 酒にのまれて 酒にのまれて 大あばれ |
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35 | たった一度の 人生だから せめて一度は 恋をして 恋のうれしさ 恋の楽ししさ 味わい知れば 酒のうまさも びみょうに変わる 恋は浮世の 恋は浮世の 夢芝居 |
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36 | 春のうららの 言問橋で そぞろ歩くは 君と僕 隅田公園 隅田公園 恋する二人 樹々の鶯 恋歌奏なで 若い二人を 若い二人を 祝ってる |
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37 | 恋の病は 薬はきかぬ 耐えて、忍んで 治すだけ とかくこの世は とかくこの世は 色恋ばかり 私、あなたを お慕いします 殺し文句の 殺し文句の 乱れ撃ち |