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映画「大マゼランヶ腹(はら)の戦い」が上映され、記録的な観客動員数を記録する大ヒットとなる
日本ではテレビ、新聞、インターネットなど多くのマスコミを通じてこの映画のコマーシャルが大々的に流され、多くの時代劇ファンがこの映画の上映開始を今か今かと楽しみに待っていたのです。
上映開始前日の3月31日には、夜9時から楽しい前夜祭が開かれました。
メイン会場になった東京の江戸城タワーランド(62話にでています)では江戸城タワーに普段以上のライトアップがなされ、多くのテレビカメラが見つめる中、大観衆を集め前夜祭は始まったのです。
江戸城タワー前広場の中央ステージに登場した我らのアイドルであり、同時に今では娯楽時代劇の顔ともなった柿崎パン粉アナウンサーの軽妙な司会のもと、会場は最高に盛り上り明日4月1日に迫った、この銀河のかなたの大マゼラン星雲で撮影されたユニークな娯楽SF時代劇映画の上映開始を待ったのです。
午後11時30分、上空には銀河スターレンジャーの3機のスーパー宇宙船が現れ、3色の光を放ちながら超スピードで旋回を始めたのです。
そして、夜空一面に「月星頭巾軍団、只今参上!」と描かれた巨大イルミネーションが輝く中、月星頭巾&月姫・星姫の3人が夜空の中を光を放ちながらパラシュートをつけてゆっくり降下し江戸城タワーの第1展望台に着地したのです。その模様は会場に設置された巨大スクリーンにもくっきりと映し出されていて、大観衆の大歓声をあびたのです。
まさに夢の世界のような光景です。
前夜祭の興奮は最高潮に達し、最後には第1展望台の上に立った月星頭巾軍団3人の号令のもと、観衆全員揃って立ち上っての夜空に向かってのカウントダウンが始まったのです。
そして、4月1日、午前0時ちょうど会場に設置された巨大スクリーンにくっきりとこの映画の映像が映し出されたのです。
会場に集まった大観衆はこの巨大スクリーンに映し出される月星頭巾軍団と銀河スターレンジャーの大活躍に大歓声をあげ、大きな拍手を送りながらその活躍に熱狂したのでした。
日本各地でも前夜祭が執り行われました。
各地の歴史上の名所やお城などでは人々が集まり、この映画の上映開始を待ったのです。地元のテレビ局のカメラが見つめる中、集まった各地の時代劇ファンはフィーバーし、カウントダウンをし、明日4月1日の上映開始を待ったのです。
「天下分けめの戦い、大マゼランヶ腹(はら)の戦い」は4月1日より日本全国の映画館とマゼラン星雲全域で上映されました。
銀河のかなたの大マゼラン星雲の地で撮影された映画ということで、噂が噂を呼び評判が評判を呼び、どの映画館も超満員で記録的な観客動員数を記録したのでした。
この映画の大ヒットにより、出演した信長公、秀吉公、は早くも本人が希望していた通りの日本の21世紀の娯楽時代劇の大スターの仲間入りをし、一足先に大スターになった家康公を加えた「お笑いじじい三人組」の次の興業企画が練られたのでした。
次の興業企画は本社・ホームページ第100話完成を記念する全国ツアー特別公演と決定し、娯楽時代劇プロダクションでは「今回も大成功間違いなし」と自信満々で急ピッチで公演の準備に取り掛かっているのです。