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大怪獣・ブラック・ジャガー・コングとの戦い
赤道付近で発生した台風とともに北上した大怪獣・ブラック・ジャガー・コングが
江戸湾付近で台風から離れ、羽田沖から江戸に上陸した
体長100m、重さ100トンの超巨体を目の前にして、江戸の人々は驚き、逃げまわった
口から火炎放射機のような火をふき歩くと大地震級の地響きをたて
火事と地震と恐怖で江戸中が大パニックにおちいった
そこで、かっこいいコスチュームとテーマ曲にのって颯爽とあらわれたのが
江戸の人々の味方、我らの英雄月星頭巾だった
この時は剣術の強さではなく世界的な天文学者らしい頭脳のすごさを発揮し
大怪獣を撃破したのです。
世界的には天文学者らしく、月や星の光より桁違いに強い、太陽の光を、彼が考案した
当時としては画期的な超高速・スーパービーム反射鏡で反射させ、その光をブラック・ジャガー・コングの
目に集中的に照射し、視力をなくすという戦法をとったのです。
ブラック・ジャガー・コングは体とパワーはものすごかったが、頭脳はたいしたことなく太陽光の照射には無防備だった
目をやられ、視力を失ったブラック・ジャガー・コングは方向感覚を失い
江戸湾に迷いこみ、自滅したのです。
この時はまさに、月星頭巾の世界的な天文学者らしい頭脳のすごさを発揮した戦いとなった
「さすがはガリレオ天文学賞の月星博士で」という賛美の声がまきおこったのです。