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恋の病愛して、愛しちゃったのよ病大流行
又同じ頃、この病院では医学上特筆されるべき、奇妙な出来事がおきたのです。
黄熱電球病と診断され入院する患者は、高熱、嘔吐、下痢などの症状があって
太った、肥満のメタボリック・シンドロームの患者は一人もいなかったのですが
二人の美人・看護婦長、月姫と星姫の女の魅力と優しさに頭の脳細胞が完全にメロメロにやられ
頭の中のピンクのハート・マークが一気に100倍以上も急膨張し、破裂寸前になって、入院後しばらくして
新たに恋の病も発病する男性患者が続出したのです。それもほとんどが重症の患者だったのです。
月星博士はこれらの恋の病と恋の病に喜び苦しむ患者たちを含め
その病名を日本名で「愛して、愛して、愛しちゃったのよ病」「誰よりも君を愛す病」
外国名でベタボレック・シンドローム、ベタボと命名したのです。
入院後しばらくして、新たな病気を発病するとはいえ、このような現象を
医学上・院内感染と呼ぶのか、どうかは判断の難しいところでありますが
とにかく患者は2つの病気に、喜び、苦しみ、病状は一段と悪化したのです。
それではここまでにいたる経緯について、さらにくわしく御説明いたしましょう。
彼らは美人・看護婦長・月姫・星姫の女性の魅力と悪ふざけによって頭の脳細胞が完全に
やられ「愛して、愛して、愛しちゃったのよ病」よりもさらに症状の重い
「愛して、愛して、愛し過ぎちゃったのよ病」になってしまったのです。
意識もうろうとなっても「月姫様、星姫様、大好き~」とうわごとのようにくりかえし
意識がもどっても「どうせ死ねんなら彼女らに看取られてロマンチックに死にたい
死んだら彼女らに尼さんになってもらってロマンチックな恋歌ふうなお経をよんでもらいたい」と
くりかえしつぶやくしまつで、完全に「愛して、愛して、愛し過ぎちゃったのよ病」の
重症患者だったのです。
これは困った病院側は、これらの患者を 月姫・星姫から無理矢理・引き離す、隔離する
強行手段にうってでたのです。泣いて、いやがる馬鹿丸出しの男性患者を無理矢理
月姫・星姫の出入りしない、新たに建設した、
「恋の病・愛して、愛して、愛しちゃったのよ病(別名:月姫・星姫病)治療・病棟」へ
強制移動させたのです。そして困難な治療を始めたのでした。
治療はもちろん簡単ではありませんでした。非常に困難をきわめました。
当時の医学技術のレベルからいって、黄熱電球病と恋の病(別名:月姫・星姫病)
の2つの病気を患った患者の治療は非常に難しいものでした。
そこでさっそく、月星医学博士は医学者としての責任感と探究心から
この困難な治療法の研究にとりかかったのでした。
なお当社はこの「愛して、愛して、愛しちゃったのよ病」「ベタボレック・シンドローム、ベタボ」
「誰よりも君を愛す病」そして「困った、熊った」という世紀の新語、名語、迷語、珍語で
本年度の流行語大賞をねらいます。皆様もどうぞ口ずさんではやらして下さい。