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    華のお江戸の快男児 月光・星空・恋頭巾 恋頭巾ドットコム

    第1部
    目次

    あとがき


    第2部
    目次

    受賞、祝賀会の席上「月光・星空・恋頭巾誕生」

    1830年(文政13年)江戸大学においてガリレオ天文学賞・受賞・祝賀会が盛大にひらかれた
    多くの著名な参加者の祝辞に混って、月にいるといわれるかのかぐや姫からも祝電が届き会場がいっそう盛り上がったあとなんと彼は のマークのついた黒頭巾をかぶり
    刀をさしてあらわれ、「これからは、月の光・月光、星の光の観測・研究だけでなく
    得意の剣術をつかって、悪と戦い、悪のはびこる悲惨な世で苦しむ人々を救いたい
    拙者は今までずっと月光の観測・研究に没頭してきた月光博士とも言われてきた
    本来なら月光頭巾と名のりたいところだが、ロマンチストな天文学者の拙者は、
    星も星の光も星空も大好きだし、星空の下でのロマンチックな恋も好きだ
    それゆえ、これからは正義の一刀流・月光・星空・恋頭巾となって悪と戦う」
    「略して月星頭巾だ」と宣言し、盛大な拍手・喝采の中、
    ここに世紀の英雄月光・星空・恋頭巾が華々しく、かっこよく誕生したのです。

    ロマンチストな天文学者の彼は昼よりも夜が、太陽よりも月や星が好きだったのです。
    よく晴れた月と星のきれいな夜空が大好きだったのです。
    そして彼は「自分は悲惨な人々の暗い心を照らす、月と星の光になりたい」と
    思っていたのです。