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脳ベル・娯楽・科学賞に輝く!
世紀の大発明、世界初「酔っ払い語・解読・翻訳機」
世界中の超エリート科学者たちが、血まなこになって日夜、研究・開発に没頭し人類の日々の生活を飛躍的に向上させ、便利にした世紀の3大発明がありました。
(1)まずその1つめが「LED電球」の発明であります。
(2)続いてその2つめが「リチウムイオン電池」の発明であります。
(3)そして3つめが我が娯楽時代劇科学研究所が娯楽時代劇的な楽しい夢と希望を追って、その威信と面目(めんぼく)をかけて所長の月星剣学博士そして助手の月姫・星姫研究員を筆頭として総力を結集して研究・開発した「酔っ払い語・解読・翻訳機」の発明だったのです。
それでは我が娯楽時代劇科学研究所が世紀の3大発明の1つである「酔っ払い語・解読・翻訳機」の発明にいたるまでの長年にわたる厳しくも楽しい戦いの日々をご紹介いたしましょう。
世界の超エリート科学者たちがバカバカしいとまったく相手にしなかったこのバカバカしさこの上もないこの「酔っ払い語・解読・翻訳機」の研究・開発に我が娯楽時代劇科学研究所だけは総力を結集し、かつ真し、紳士的に向き合って日夜根気よく取り組んだのでした。
研究所の人たちは酔っ払いとの対応に苦労する、警察官、酒類提供者、一般市民を見るたびに心を痛め、この事態は一時も早く解決・改善しなければならない。
もう躊躇している時間はないと決意し、研究・開発に没頭したのです。
酔っ払い語の解読の難しいところは同じ意味のことでも酔っ払いによって、言うこと、叫ぶことがかなり違うことです。
そしてさらに難しいのは標準語を話さないで各地の方言を話す人が酔っ払った時に言うこと、叫ぶことの解読です。
これらの解読には散々苦戦・苦労しました。
幸いなことに日本最初の酔っ払い語の通訳第1号であり、「酔っ払い語・解読・辞典」の筆者でもある江戸・酔っ払い語大学の教授である大酒酔男氏の協力も得て、この困難な研究・開発を進めていきました。
どのような作業をしたか具体的にご紹介いたしましょう。
まずお酒の大好きな月姫と星姫に大酒を飲ませます。
2人が酔っ払ったところで他の人間と会話をさせ、テレビカメラで2人の発する酔っ払い語や叫びを録画します。
1日後、酔いからさめた2人にその録画を見せ「何と言っているのか」本人に確認させるのです。
このような気の遠くなるような困難な作業を1つ1つ積み重ねて研究・開発は徐々に進んでいったのです。
長い困難な作業の末、10年もの歳月をかけて「酔っ払い語・解読・翻訳機」は完成しました。
完成した夜、研究所の人たちは全員集まって早速「完成祝いパーティー」を盛大に行ったのです。
全員で盛大に大酒を飲んで意味不明の酔っ払い語や叫びを思う存分発しながら、大はしゃぎで世紀の大発明の完成を喜びあったのです。
この世紀の大発明の完成により、今まで困難を極めた酔っ払いとの会話も正確かつ容易になり人類の生活の向上に大きく貢献したのです。
長年、酔っ払いとの対応に苦労してきた各警察署や酒類提供者も早速この機械を導入し、大きな成果をあげたのです。
このスーパーマシンの研究・開発に尽力した娯楽時代劇科学研究所や月星剣学博士のもとには各種団体からの多くの感謝状・表彰状が山のように舞い込んだのです。
「LED電球」の発明と「リチウムイオン電池」の発明はめでたく栄誉ある「ノーベル科学賞」に輝きました。
残念ながら「酔っ払い語・解読・翻訳機」の発明は世紀の3大発明の1つと言われながらも一部の選考委員の反対から、ノーベル科学賞には該当しませんでした。
しかし、娯楽時代劇科学研究所の所長である月星剣学博士とその助手である月姫・星姫研究員の3人は脳を娯楽時代劇的に楽しく働かせ、素晴らしくかつ楽しい発明をした科学者に贈られる「脳ベル・娯楽・科学賞」に輝いたのです。
それではここで栄えある脳ベル娯楽科学賞に輝いた日本科学のパイオニアと言われる日本が世界に誇る月星剣学博士の輝かしくも楽しい学者人生について簡単にご説明いたしましょう。
博士は1800年(寛政12年)浅草に生まれました。
当時の日本の学問の最高峰といわれた江戸大学・天文学部を首席で卒業し、まず最初は天文学者として月の光・月光の観測・研究に没頭し月が自分で光っているのではなく、太陽の光を反射して光っていることをつきとめ天文学者としては世界最高の栄誉であるガリレオ天文学賞に輝いたのです。
続いて彼は医学者として様々な病気と戦い、「黄熱電球病」恋の病「愛して、愛して、愛しちゃったのよ病」で多くの患者を救い、そのユニークな診察法「患者の頭にも聴診器をあてる診療法」は彼の代名詞にもなり多くの患者が彼の診察を希望し殺到したのでした。
そしてついには尿が下に下らないで、上に上って頭にたまる奇病、「頭尿病」を発見し、娯楽時代劇の主人公らしいユニークな医学者としてその名をさらに高めたのでした。世界の医学界を背負って立つ、月星剣学医学博士には人類を苦しめる様々なウィルス・病気の解明を全世界の人々が期待しているのです。
そして今回は科学者として娯楽時代劇科学研究所の所長として「酔っ払い語・解読・翻訳機」の研究・開発に日夜、心血を注いだのです。長い困難な研究・開発の作業の末「酔っ払い語・解読・翻訳機」は完成し彼の科学者としての評価は一段と上昇し、末には栄えある「脳ベル・娯楽・科学賞」受賞の栄誉に輝いたのでした。
娯楽時代劇科学研究所の月星剣学博士とその助手である月姫・星姫研究員の次なる研究・開発の対象は変態・アブノーマルな人の異常な欲望・行動を矯正し、治療する医療機械と薬「変態・アブノーマル・矯正治療機」と「変態・アブノーマル・矯正治療薬」の研究・開発です。変態・アブノーマルな人の欲望・行動の実態はお笑い話のネタとしては非常におもしろいのですが、この3人は敢えて娯楽時代劇科学研究所の威信と面目(めんぼく)をかけてそれを矯正し治療する機械と薬の研究・開発に挑戦することになったのです。
それでは変態・アブノーマルといわれる人たちの情けない欲望、行動とはどんなものか、その困った熊った実態をいくつか簡単にご紹介いたしましょう。
・女性にいじめられたいと欲するいい歳をした親父の情けない親父心
・女性をやたらに「ママ」「ママ」と呼び、母乳を飲むふりをして甘えたがるいい歳をした親父の情けない親父心
・幼児プレーをしたがるいい歳をした親父の情けない親父心
これらの欲望を矯正し、治療する医療機械と薬の研究・開発には想像を絶するほどの多くの困難が予想されますが、3人はいかなる困難があろうともやり抜く覚悟です。
多くの困難と戦い、3人のもとに素晴らしい研究・開発の成功がもたらされ、変態・アブノーマルといわれる人のいない平和だが反面ちょっとおもしろ味のない世の中が到来することを期待しましょう。
月星剣学博士に対する素晴らしい評価は日本の科学のパイオニアといわれた学者としての評価だけには止まりません。
彼にはもう1つの素晴らしい顔があったのです。
彼は日本の幕末を代表する素晴らしい剣術ヒーロー、月星頭巾でもあったのです。
月姫・星姫という最強・大人気の二人の女性剣士を従え、「江戸・幕末の最強剣術軍団」とも呼ばれた名高い最強・大人気の剣術軍団のリーダーでもあったのです。
現在でも「月星頭巾&月姫・星姫」が東京・名古屋・大阪などの大劇場で幕末・剣術ショーを開催すれば、会場には連日あふれるほどの観客がつめかけるほどのすごい人気なのです。
栄光の学者人生、栄光の剣術家人生を歩まれる月星剣学博士、希代の剣術家月星頭巾は200歳を過ぎた現在も健在で「不老長寿の永遠のヤングマン」として心身ともにかくしゃくとして、21世紀の現在でもいろいろな方面でご活躍されておられるのです。