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戦闘宇宙船の楽しい楽しい操縦室
これは彼らから絶対に内緒にしておいてくれと口止めされている内緒の話なのですが、けっこう楽しい話なのでこの際読者の皆様だけにこっそりお話しいたしましょう。
彼らは、江戸・幕末の昔から天下無敵の剣の達人というだけではなく、馬に乗ること、馬を走らせることすなわち乗馬の達人でもあったのです。
彼らは今でも自動車の運転席の座席より、この乗馬スタイルが一番体にあうようで彼らの操縦する戦闘宇宙船の操縦席は本物そっくりの馬の形をした座席なのです。
その馬形の座席は本物の馬の約半分ほどの子馬くらいの大きさでエンジンをいれるとこの子馬が実際に走っている馬のように前後、左右、上下にゆれるのです。
彼らはこの子馬がかわいいらしく、ハイセイコー、オグリキャップ、キタサンブラックと名をつけ子馬に乗って、頭やたてがみをなでたり、時にはミルクや栄養ドリンクを飲ませたりしながら、乗馬気分で楽しく宇宙船を操縦しているのです。
さらに操縦席にはいろいろなモードがあって
1.競馬レースモード
2.暴れん坊将軍モード
3.甘えん坊モード
4.白馬童子モード
5.西部劇モード
など好きなモードにして内側の壁にそのモードの映像をうつし、その音楽を流したりしながら楽しく操縦するのです。
月姫と星姫には今でも昔の戦いの名残が残っており、時にはハチマキやタスキをして、かわいい子馬に乗って操縦するのです。
さらに彼女らは昔、サーカスで一輪車に乗っていた楽しい思い出が忘れられず、操縦席には一輪車の座席もあるのです。
その時は彼女らは赤のレオタードを着、頭には赤とピンクの花をつけてかわいいサーカス・ガールになり、昔の一輪車乗りの花形スターに戻った気分で楽しく操縦するのです。
その時、操縦席の壁一面には彼女らが空中ブランコですばらしい演技をしている映像がうつしだされ、まさに操縦室はすばらしいサーカス劇場と化すのです。
時にはふざけて曲芸飛行をしながら楽しく操縦するのです。
これらのことは彼らから口止めされていることなので、彼らに会ってもこの話はしないで下さい。