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    華のお江戸の快男児 月光・星空・恋頭巾 恋頭巾ドットコム

    第1部
    目次

    あとがき


    第2部
    目次

    邪馬台国の卑弥呼女王様、生誕2000年祭

    人類が誕生し約200万年、いわゆる日本人だったと思われる人は
    過去に50億人から100億人いたと言われていますが
    その気が遠くなるような多くの日本人の中で、今なお日本人の記憶の中にあり、
    盛大に生誕2000年祭がとりおこなわれるのはまずこの女性が初めてでありましょう。
    今から2000年も昔の西暦の初め頃にあったとされる
    夢のような邪馬台国という国や、その女王様だったといわれる卑弥呼(ひみこ)
    という女性もいかんせん話が大昔過ぎて正確な情報は存在しません。

    たとえその話が言い伝えだったとしても、日本という国に2000年も昔に
    卑弥呼(ひみこ)という素敵な女王様がいたということは、それだけでも
    何と夢のある素敵なお話でありましょう。
    たぶんこの日本最初の女王様もロマンチストで、夜空の月と星が大好きだったに
    違いありません。月を見ては恋しい人のことを思い出し、
    きらめく星を見ては楽しい恋の歌を口ずさんでいたに違いありません。
    そして彼女は夜空と人々の心を照らす
    月の光ときらめく星の数々のようなものだったのです。

    そして2000年後には、月と星が大好きな幕末の3人のスーパースター月星頭巾軍団が
    音頭をとって盛大に生誕2000年祭を祝ってくれると、2000年前から夢見ていたのかも
    しれません。

    幕末の3人のスーパースター月星頭巾軍団、日本滞在の最後を飾るビッグイベントは
    「日本で最初に女王様と呼ばれた卑弥呼(ひみこ)というすてきな女性の
     生誕2000年祭、二千年女王祭」を3人主催で盛大に執り行うことでありました。

    このような日本駅市場、初の壮大なロマンにあふれるビッグイベントを
    我が娯楽・SF・時代劇・月星頭巾シアターがどこよりも早くお伝えできますことは
    誠に後衛至極に存じております。

    かつて邪馬台国という国はどこに存在していたのか。
    説がいっぱいありすぎて特定できません。
    そこで東京・浅草にある月星頭巾メモリアルホールと月星頭巾神社の
    2か所を会場として盛大に執り行うことになりました。
    日時は実行委員長月星頭巾、月星剣学の誕生日にあたる
    2017年7月7日七夕祭の日の午後1時からと決まりました。

    生誕2000年祭 二千年女王祭
    実行委員長  月星頭巾こと月星剣学
    実行副委員長 月姫こと小野月子
           星姫こと小野星子
    協賛     娯楽時代劇商会

    まずは実行委員長の月星頭巾のごあいさつが行われました。

    「日本最初の邪馬台国の素敵な女王様である卑弥呼(ひみこ)様
     ファースト・プリンセス・ジャパン・ミス・ヒミコ
     今日、ここ浅草の地で貴女の生誕2000年祭、二千年女王祭を挙行するにあたり
     私たち及び日本国民が最も残念に思うことは、ここに貴方がおられないことであります。
     もし貴方が生きてここにおられたら、私たちも日本国民もどんなにうれしいことでしょう。
     残念でなりません。
     私たち3人は1世紀ぶりに21世紀の日本に初来日し、1か月滞在いたしましたが、
     今回の来日の一番の目的は、貴女の生誕2000年祭二千年女王祭を
     執り行うことでありました。
     私たちが敬愛する古の女王様、貴方のことは邪馬台国のことともに
     正確なことはわかっていません。
     ですが私たちは今年が貴女の生誕2000年の都市と決め
     そして誕生日も遠い遠い星の世界へ行かれてしまった貴女にぴったりの私と同じ7月7日と決め、
     ちょうどその誕生日にあたる今日の七夕祭の日に執り行っているのです。
     年月はいつしか2000年も過ぎ、日本もずいぶん変わりました。
     貴方も自身の目で見れば、さぞかしびっくりされることでしょう。
     私は月星頭巾、天文学研究所を設立し、星の観測、研究を行っていますが
     一番新しく発見した新星を貴女の生誕2000年を記念し
     『二千年女王卑弥呼星』と命名しました。私たちはこの星を見るたびに
     必ず素敵なあなたのことを思い出すことでしょう。

     私たちは間もなく宇宙船月星頭巾号に乗って日本を離れますが、
     私たちは自分たちの住んでいる星には帰らずに、貴女探しの旅に出る予定です。
     貴女探しの旅は銀河の端から端まで探し続けるであろう、
     極めて困難な旅となるでしょう。どんな困難があろうとも、例え100年かかっても
     私たちは次の、生誕2100年祭の時までには必ずあなたを探し出し
     一緒に宇宙船に乗って、22世紀の日本へまいります。
     そして貴女も生誕2100年祭に出席するのです。
     その時には貴女からぜひ教えていただきたいことがあるのです。
     それは、邪馬台国の正確な所在地と、貴女の正確な人生です。
     それは私たちだけではなく日本国民全部が教えてもらいたいことなのです。
     それでは一日も早く、銀河の彼方で貴女とお逢いできますことをお祈りして
     ごあいさつといたします」

    続いて、卑弥呼女王様の短冊のたくさんぶら下がった
    特別な七夕飾りの下で、月星頭巾の作った『卑弥呼女王様の歌』を
    全員で合唱しました。

    1、
    遠い昔の 邪馬台国の
    若いすてきな 女王様

    卑弥呼女王の 卑弥呼女王の 生誕祝い
    皆が集まり おもかげしのぶ

    夢の世界の 夢の世界の 女王様

    2、
    科学の光の 無縁の時代
    ひときわ輝く 卑弥呼星

    夜空いっぱい 夜空いっぱい 輝き光る
    日本最初の 女神のような

    そんなすてきな そんなすてきな 乙女星
    3、
    私はこれから 銀河のはてに
    貴女さがしに でかけます

    遠い銀河へ 遠い銀河へ 貴方を追って
    きっと見つけて 一緒になって

    きっと来ましょう きっと来ましょう 日本へ